RSNA2日目が終了しました。初日よりも更に参加者も増え、会場内がごった返しています。機器展示会場のレポートは他の先生からありましたので、そちらにお任せします。
RSNAは一般演題だけでなく基礎講演が非常に充実しています。そこで2日目に聴講した”AAPM/RSNA Basic Physics Lecture for the RT : Image Quality and Patient Dose in CT and Interventional Radiology”についてレポートしたいと思います。この講演では放射線技師向けにCTにおける画質と撮影条件、さらには線量管理について系統だて丁寧に解説されていました。特にMITA XR-25からXR-29までの遍歴や、線量管理ツールであるDose WatchやRadiation Dose Structured Report (RDSR)、Size Specific Dose Estimate(SSDE)についての概説は非常に分かりやすく勉強になりました。改めて最先端の演題や機器を扱いながら、基礎や教育にRSNAは力を入れていることに改めて気づいた1日でした。
