今回で2回目の参加となったRSNA。所属施設での勤務の都合上、2日目からの参加となりました。シカゴ・オヘア空港に朝7時に到着し、会場であるマコーミックプレイスに直行。そのままTOSHIBA、Carestream、Philipsの機器展示を見学させていただきました。TOSHIBAでは昨年のこの記事でもご紹介したangio-CTが今年も展示され、アメリカでも売れ始めているとのこと。日本のIVRistとしては期待しています。Carestreamでは非常に洗練されたViewer、Reporting Systemを見せていただきました。特に興味深かったのはPhilipsの超音波装置。専用のプローベをアンドロイド対応タブレットにそのまま接続できます。会場の規定で実機でのscanはできなかったものの、見せていただいた画像では比較的明瞭な描出が得られていました。Doppler studyも可能。プローベは月200ドルでリース、70ドルほどの保険がついても比較的安価と言えます。日本への導入は未定とのことでしたが、タブレットなら持ち運びしやすい上にファイル送付・共有なども容易で、在宅医療などにおいて非常に有用だと思われます。
Philipsの超音波装置