【RSNA2015 Realtime Report】田村 全先生(慶應義塾大学) Part.2

RSNA2015 Report:RSNA Realtime Report
2015.12.03

RSNA 2016も中盤に差し掛かった水曜日。昨年はEducational Posterでの参加でしたが、今回はScientific Posterで演題が採択され、Chest領域のPoster Discussionでpresentationを行いました。これまでの発表は全てoralかdiscussionなしのE-posterであったため、初めての経験です。RSNAのposter presentationは用意されたモニターに自分の演題を表示して集まった聴衆に発表する方式(図1)。ただし、座長によってやり方が様々で、全員を引き連れて順番に発表させる人もいれば、点呼だけして後は放置の場合もあり、sessionが始まるまでどのような形式になるか不明のため、いたずらに不安が募ります。私のsessionでは比較的放置で、最後に少し座長と話しただけで、他の時間は興味を持って聴きに来てくれた人に向かってひたすらにプレゼンするのみでした。oral presentationでは発表が始まれば後は最後まで突っ走るのみですが、poster presentationでは途中でinteractiveに議論でき、質問が聞き取りにくかったとしても気軽に聞き直すこともできて、予想したよりも遥かに楽しく発表することができました。もちろん、心配して集まってくれた上司や同僚の先生方が見ていてくれたおかげで、リラックスした雰囲気の中、平常心でプレゼンできたことも大きかったです。この場を借りて深謝いたします。本当にありがとうございました。
 
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