今年はコレ!!必見演題@中根 淳先生(埼玉医科大学総合医療センター中央放射線部)

RSNA2017 Report:今年はコレ!!必見演題
2017.11.09

1演題目 カテゴリーCT

Spectral Ultra-High Resolution Coronary Stent Imaging with Photon-Counting CT: Initial Experience

Sunday 11:15-11:25 AM | SSA20-04 | Room: S403B

超高分解能Photon-Counting CTは、従来のCTよりもブルーミングアーチファクトを低減でき、冠動脈ステント管腔の可視化を顕著に改善できると結論づけている。実際の画像でその分解能の高さを確認したい。

 

2演題目 カテゴリーCT

Comparative Study of 4D CTA and DSA for Vascular Assessment in Moyamoya Disease

Wednesday 3:30-3:40 PM | SSM17-04 | Room: N227B

モヤモヤ病における血管変化を評価するために4D CTAとDSAを比較した研究発表である。4D CTAは、血管狭窄スコアでDSAとほぼ同じ結果としている。ただし、側副循環評価では不十分であったと結論づけている。モヤモヤ病の画像診断に関する新たな知見が得られそうな研究発表である。

 

3演題目 カテゴリーCT

Hot Topic: Dual Energy CT in the Emergency Department

Thursday 3:00-4:00 PM | SPSH53 | Room: E450B

Photon-Counting CTの研究開発が進むなか、イマイチ価値を見いだせずにいるDual energy CT。このディスカッションで、救急分野における有用性を再確認したい。

 

4演題目 カテゴリーCT

Iodine Contrast Reduction Algorithm Using Patient Weight and Low Tube Potential: Impact on Image Quality and Diagnostic Confidence in Single or Multiphase Contrast-Enhanced Abdominal CT

Tuesday 9:20-9:30 AM | RC309-04 | Room: E350

本研究は、腹部造影CT検査において、腎障害のリスクがある患者さんにまで、低管電圧撮影を用いた造影剤減量が適応できるかどうか、画質を含めて検討されている。CINが問題視されている日常診療で、とても役立つ研究である。

 

5演題目 カテゴリーCT

Evaluation of Hepatocellular Carcinoma Before and After Transarterial Chemoembolization: Quantifying Residual Tumor Utilizing Novel Software Applied to Dual-Energy CT Images

Tuesday 11:40-11:50 AM | RC309-14 | Room: E350

TACEの前と後のDual energy CT画像から、半自動で容積のセグメンテーション検出およびHCCの測定に関して可能性を検討した演題である。Dual energyの新たな知見が得られると期待している。