その他
1台のモニターで3メガピクセルモニター2台分の表示が可能な、30型600万画素カラーモニターの「CCL650i2」。省スペース化だけでなく、従来のモニター間の左右視線移動の負担も軽減。また、画面上に搭載させているカラーフロントセンサーにより、画面輝度を安定化させ、高精度なカラーキャリブレーションを可能としている。
その他
今回、JVCブランドとしては初のRSNA展示となったブースの目玉は、読影に求められる性能が充足した医用画像表示モニター「CL-S300」である。
特長のひとつとして挙げられるのが、X線などのモノクロ画像と内視鏡などのカラー画像を表示する際に、それぞれの画像に適した階調で表示するダイナミックガンマ機能。
もうひとつが、テキストエリアの面積に応じて画面輝度を自動で調整し、読影者の目の疲労を軽減するオートテキストモードである。ICに埋め込まれた同社のアルゴリズムにより、すべてリアルタイム調整となる。
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マンモグラフィ用の21.3型500万画素モノクローム液晶モニター「MS55i2plus」では、より質の高いきれいなコントラスト表示を実現。高濃度乳房における診断でも有用性が期待できる。また、視覚コントラスト分解能の向上は、診断における効率化にも貢献している。
その他
Gazefinderは自閉スペクトラム症の早期発見を目的として開発中の装置であり、現在は1歳半健診時に社会性の発達状況を確認する装置として活用されている。
今回はこの装置を読影教育支援装置として応用。搭載されたカメラで読影者の視線をとらえ注視点を可視化し、読影の教育に生かす提案をしている。
○「この製品は見逃せない!!RSNA2017」
●デザイン・機能を一新した医用画像表示モニター“i3シリーズ“「CL-S300」
新ラインアップ“i3シリーズ”の300万画素21.3型カラー液晶モニター「CL-S300」を展示する。搭載されたカラーフロントセンサーと同梱のキャリブレ-ションソフトウェア「QA Medivisor Agent LE」により、輝度、階調および色度の簡易校正が可能。また独自のダイナミックガンマ機能により、画面内に混在するモノクロ/カラー画像をピクセル単位で自動的に識別し、それぞれの画像を最適な階調でリアルタイムに表示する。読影作業効率の向上とモダリティ機器との調和を目指した新デザインを採用し、画面の見やすさと使いやすさの向上を図っている。
●診断効率の向上が期待できる高輝度マンモグラフィ画像表示モニター「MS55i2 plus」
従来の500万画素マンモグラフィ画像表示モニター「MS55i2」からさらに機能を強化した「MS55i2 plus」を展示する。キャリブレーション輝度1,000cd/m2の高輝度化による視覚コントラスト分解能の向上と解像度3倍化技術(サブピクセル独立ドライブテクノロジー)による超高解像度表示を実現。高輝度化により、乳腺内/外のコントラスト・鮮鋭度・石灰化の見え・腫瘤の見え・構築の見えの改善が見込める。また、高濃度乳房画像において、病変部の奥行き感が向上することでマンモグラフィ診断の効率化が期待できる。本モデルは、米国食品医薬品局(FDA)よりデジタルマンモグラフィ/ブレストトモシンセシス用としての認証を取得している。
○JVCケンウッド URL:
http://www3.jvckenwood.com/pro/healthcare_sys/
○ブースNo:
北Bホール#7935
○ブース情報(RSNA2017ブースのみどころ)
今回のブースではJVCケンウッドが長年培ってきたJVCブランドの色再現技術/映像処理技術と2013年に承継したTOTOKUブランドの医用画像表示技術とを融合し、全ラインアップを進化したJVCブランドで展開する。幅広い製品やユーザビリティに優れた精度管理サービスなど様々なソリューションを提案し、医療分野における総合力をアピールする。