今日は展示会場にも見学に行かせていただきました。RSNAでは毎年、とてもたくさんの会社の機器展示が行われています。本日はフィリップス社、GE社、シーメンス社などを訪れました。各社ともCTやMRIをはじめ様々なモダリティでの最新機器が展示されており、どれも興味深く見学させていただきました。
個人的にはCT、MRIの他、X線血管撮影装置や乳房X線撮影装置なども気になりましたので、一部をご紹介させていただきます。
X線血管撮影装置では各社とも被ばくの低減や高画質であることはもちろんのこと、実際の施術時の利便性や手技時間の短縮などが可能となる工夫や改良が行われ、より実践的な装置が紹介されていました。いずれの装置も血管造影の手技を行う現場の声が反映されていると感じました。
個人的には、乳房X線撮影装置も気になりました。GE社では、マンモグラフィ撮影時に生じる患者様の痛みや不快感の軽減を考えた工夫が凝らされた撮影装置(Senographe Pristina)やオプション装置(Dueta)が展示、紹介されていました。これらの装置により、マンモグラフィ検査の際に患者様が伴う痛み軽減が可能となり、より高い検診の受診率と乳癌の早期発見につながっていくものと思います。