エキスパートがお届け!!Site of RSNA@中村登紀子先生(社会医療法人宏潤会大同病院放射線部) Part1

RSNA2017 Report:エキスパートがお届け!!Site of RSNA
2017.11.28

ピックアップしていたこの演題で質疑してきました!
Breast Low-dose Perfusion CT in the Prone Position: Technique and Clinical Implementation


最初にふと思った率直な質問からです。
乳房の病変描出に対してCTは放射線被ばくと不十分な画質のために推奨グレードも低いとされているのに試みた理由は?と。。。
今更?CT?と思っていましたので、ストレートに聞きました。
その答えは、やはりMRIがダメな患者に対しての検討であり、その中で有用であることを証明したかったとの答えでした。
そりゃそうだけど…と思ったので更に突っ込みました。
もちろんそうだけど、他のモダリティでそれはカバーしてるのが現状ですが、そこをあえてCTを使用した訳があるのですよねと。つまりパーフュージョンにこだわっているので、そこになにを求めたのですかと聞きました。
その答えは解析法を実装したWSを有効活用することで、病態把握ができるからというものでした。
なかなか面白く、有意義なディスカッションができました。あまりCTに詳しくない、英語も堪能でない私の疑問に頑張って答えてくれた演者にお礼をいいたいと思います。

ポスター会場