いよいよRSNA2017も最終日を迎えます。木曜日の14時には機器展示がClose、一斉に解体工事が始まっていました。
CTの機器展示にフォーカスすると、大手5社以外の装置の存在感が増してきているのが印象的でした。特に中国のNeusoftや韓国のSumsungなど、アジア系企業が大々的にCT装置を展示していました。SumsungのブースにはPhoton Counting Detector CTも展示されており、実力は未知数ながら今後の展開が楽しみです。キワモノとしては、X線胃透視のごとく様々な体位でCT撮影できるというとてもダイナミックな装置が展示されていました。大手CTメーカーに関しては、メインのハードに関するアップデートよりも、ワークフローや周辺機器、ソフトウェアの改善による使い勝手の向上がについての展示が数多く見られました。実機展示はありませんでしたが、GEの心臓専用CTのコンセプトはとても興味深いものでした。
今回のRSNAでは画家がいたり音楽家がいたりと様々なサブイベントも催されており、総合的に楽しめる学会で来年もぜひ参加したいと思いました。次回のRSNAの演題投稿締め切りは4/11です。