私は日曜日の夕方に到着し、月曜日から参加しました。7時過ぎに会場に着きましたが、例年より人が少なく、閑散とした印象でした。前日の夜にHilton Chicago Hotelで参加登録をしましたが、会場で参加登録をしてもよかった感じです。この時間帯であれば、機器展示会場のNorthとSouthの間にあるオブジェの前でも順番を待つことなく、写真が撮れます。ここで写真を撮りたい方は、朝早くに行くとよいかもしれません。今年は参加者が少ないのかと思いましたが、次第に例年通りの混み具合になってきました。
今日は、GEの機器展示へ行きました。CT、MRI、US、血管造影装置について説明していただきましたが、全てのモダリティに共通して言えるのが、artificial intelligence(AI)の技術を応用していることです。寝台移動、線量調整、画像再構成にAIが応用されているようですが、私にとって特に印象的であったのが、乳腺超音波の画像から、腫瘤をオートセグメンテーションして、BI-RADS分類を自動判定する機能です。米国ではFDA認可を得て、既に売り出されており、良性病変への生検を減らすことができたというデータがあるそうです。次は甲状腺への応用が考えられているそうで、肝腫瘍や腎腫瘍の良悪性の鑑別に用いられる日もそう遠くはないと思いました。