RSNA3日目のレポートです。
本日聞いた演題です。
Novel Assessment of Physiological Tricuspid Valve Morphology and Specific Right Ventricular Shape via 3D Printed Cardiac Models
CA112-ED-X | CA Community, Learning Center Digital Education Exhibit
日本の函館五稜郭病院の大須田恒一先生の演題で3Dプリンターを用いた、三尖弁の術前評価についての研究です。(写真の使用許可を頂けたのでご参照下さい。)
右心系の造影能は左心よりも安定的に造影効果を得ることは難しい印象ですが、TBT法のメインボーラスを多段階にすることで三次元モデル作成に最適な造影を得ることが出来る手法であると思います。CTによる三次元モデルは冠動脈や大動脈、僧帽弁などは従来から行われていると思いますが、三尖弁の評価は特に有用性が高いといえます。十分な造影能を得ることで再現性の高い三次元モデルの作成も可能になるので、とても参考になる演題でした。また、スライドがとても奇麗でこちらも勉強になりました。
RSNAに参加し発表手法については、驚いたことの一つです。日本ではあまり見られない感じのスライドも多く、研究発表におけるスライドの大切さも重要だと感じました。残り2日ですが、色々な面で勉強したいと思います。