目次
血管撮影装置は、FPDが標準装備され、高品質な画質、線量低減が可能となっており、様々な画像描出(CT-Like-Image、3DRA)やIVR-CTでの撮影が増加しています。血管撮影において、撮影法毎に必要とする造影剤濃度が異なっており、従来のSingleType Injectorでは対応が困難でした。そのような背景があり、弊社では血管撮影用Dual TypeInjectorの開発を行いました。本装置では様々な撮影法における最適なヨード量設定が可能となります。例えば、片側に生理食塩水をセットし造影剤と同時注入することで、撮影法に応じた造影剤濃度の設定ができます。ユーザーインターフェイスに関しても、簡便に造影条件の設定が行えるよう画像構成も一新しており、消耗品に関しても装置のスペックを最大限使用出来るようミキシングチューブの改良も行っています。